愛しい君~イジワル御曹司は派遣秘書を貪りたい~
「あのう、2人とももう始業時間ですよ。痴話喧嘩はほどほどに」
「片山くん、痴話喧嘩じゃないから!」
「まあまあ、瑠璃さんも落ち着いて。それにしても、誉さんの左肩のも痛そうですね?」
片山くんが何か良いもの見つけたと言わんばかりに誉に向かって笑う。
左肩?
あっ!
昨日、私が噛んだ跡!
「ホントだ。痛そうだな。犬買ってましたっけ、誉さん?」
一ノ瀬くんが、噛んだ跡を見て真面目に質問する。
ああ~、お願い。
これ以上見ないで!
勘のいい片山くんにはきっとバレてる。
他の2人にまで知られたくない。
「片山くん、痴話喧嘩じゃないから!」
「まあまあ、瑠璃さんも落ち着いて。それにしても、誉さんの左肩のも痛そうですね?」
片山くんが何か良いもの見つけたと言わんばかりに誉に向かって笑う。
左肩?
あっ!
昨日、私が噛んだ跡!
「ホントだ。痛そうだな。犬買ってましたっけ、誉さん?」
一ノ瀬くんが、噛んだ跡を見て真面目に質問する。
ああ~、お願い。
これ以上見ないで!
勘のいい片山くんにはきっとバレてる。
他の2人にまで知られたくない。