大っ嫌いなアイツに恋をした。
深々と唇を絡め合いながら
そっと、制服のリボンを外してボタンに手をかけると…
「ちょっ、やっぱり待って!」
笹原はいきなり俺を突き飛ばす。
「……ってぇな、なんだよ」
お陰様で、ベッドから転がり落ちる。
「か、カルピスこぼしたままだし…」
「だから、今から脱ぐんだろ。ほら、脱がしてやるよ」
ベッドからすぐ様降りた笹原は真っ赤な顔をして叫ぶ。
「さ、さっきは、離れたくないとか言っちゃったけど、ふ、雰囲気にのまれて…」
へぇ、なるほどねぇ。
「じゃ、しょうがねぇな。お子ちゃまの美優ちゃんは俺とゲームでもする?」
「お子ちゃまじゃないしっ!」
ふくれっ面になって叫ぶ。
それをお子ちゃまって言ってんだ。
「じゃあ、もっと楽しいコト、する?」
「〜〜、変態っ!!!」
真っ赤な顔してムキになって…
絶対、俺にしか見せんなよ?