ピッキング・カルテット
「やった!」
「よかった…」
「あたしたち、まだいてもいいんだね」
ホッとした顔を浮かべた3人を、宗助は微笑ましく思った。
「あー、でも10年続けられた記念にベスト盤を1つ出したいかもな」
宗助が言ったので、
「ベスト盤って…それって、解散するバンドがすることだよ」
夏々子が言った。
「記念として出すバンドだっているぞ」
笑いながら言った宗助に、
「いいんじゃないですか?」
瑛太が言った。
「この10年でシングルを結構出しましたし、そろそろベスト盤を出してもいいと思いますよ」
そう言った瑛太に、
「それいいかもな」
桑田が同意をするように首を縦に振ってうなずいた。
「よかった…」
「あたしたち、まだいてもいいんだね」
ホッとした顔を浮かべた3人を、宗助は微笑ましく思った。
「あー、でも10年続けられた記念にベスト盤を1つ出したいかもな」
宗助が言ったので、
「ベスト盤って…それって、解散するバンドがすることだよ」
夏々子が言った。
「記念として出すバンドだっているぞ」
笑いながら言った宗助に、
「いいんじゃないですか?」
瑛太が言った。
「この10年でシングルを結構出しましたし、そろそろベスト盤を出してもいいと思いますよ」
そう言った瑛太に、
「それいいかもな」
桑田が同意をするように首を縦に振ってうなずいた。