ピッキング・カルテット
「関係あるも何も」
その声に夏々子が視線を向けると、再び本山と目があった。
本山の唇が開いて、
「シラタマは俺たちのマネージャーだったからな」
音を発した。
「ええっ!?」
夏々子と瑛太と桑田の驚いた声が重なった。
「えっ、ちょっと、宗助さん!」
桑田がソファーから立ちあがると、宗助の元へ駆け寄った。
「どう言うことなんですか!?
宗助さんが彼らのマネージャーをしてたなんて、そんなこと一言も言ってなかったじゃないですか!?」
「ちょっと、ノブオ」
今にも宗助の胸倉をつかみかかりそうな勢いの桑田を夏々子は間に入って止めた。
「もう15年も前も昔の話だ」
宗助は桑田から目をそらした。
その声に夏々子が視線を向けると、再び本山と目があった。
本山の唇が開いて、
「シラタマは俺たちのマネージャーだったからな」
音を発した。
「ええっ!?」
夏々子と瑛太と桑田の驚いた声が重なった。
「えっ、ちょっと、宗助さん!」
桑田がソファーから立ちあがると、宗助の元へ駆け寄った。
「どう言うことなんですか!?
宗助さんが彼らのマネージャーをしてたなんて、そんなこと一言も言ってなかったじゃないですか!?」
「ちょっと、ノブオ」
今にも宗助の胸倉をつかみかかりそうな勢いの桑田を夏々子は間に入って止めた。
「もう15年も前も昔の話だ」
宗助は桑田から目をそらした。