【短】忘れてしまった記憶
目覚めた場所にいたのは
「うぅ...ん...あれ...ここは...?」
私は目覚めたら、
白い壁一面の部屋の白いベッドに寝ていた
そして、腕には管が何本も
頭には包帯がぐるぐるに巻かれていた
その自分の状態を見たら誰でも気付くだろう
ここが病院だと
「何で私...病院にいるの?」
「それに、この人は誰?」
私のベッドに1人の男の子が私に寄り添うように寝ていた
これが、"今"の私と彼の出会いだった