誘惑~初めての男は彼氏の父~
夜景
***
翌朝。
私は六時台の特急で、帰省の途上にあった。
数時間で故郷の町にたどり着く。
佑典には昨日、寮まで送ってもらって別れた。
向こうも今日から部活があるので、朝が早い。
すでに辺りは真っ暗。
疲労がピークに達していた私は、部屋に上がるとすぐに寝てしまった。
朝も眠くてたまらなかったけど、特急に乗り遅れたら大変なので、頑張って起きた。
寮から札幌駅までは、徒歩で約十分。
すでに帰省ラッシュも終わり、空席が目立つ車内。
佑典に「出発しました」メールを送信完了してすぐ、また眠気に襲われて眠ってしまった。
列車の揺れが心地よい揺れで・・・。
「!」
どれくらい時間が経ったころか、膝の上のバッグに振動を感じて目が覚めた。
メールが届いていた。
条件反射で携帯電話を取り出し、確認。
件名「おはよう」。
和仁さんからだった。
翌朝。
私は六時台の特急で、帰省の途上にあった。
数時間で故郷の町にたどり着く。
佑典には昨日、寮まで送ってもらって別れた。
向こうも今日から部活があるので、朝が早い。
すでに辺りは真っ暗。
疲労がピークに達していた私は、部屋に上がるとすぐに寝てしまった。
朝も眠くてたまらなかったけど、特急に乗り遅れたら大変なので、頑張って起きた。
寮から札幌駅までは、徒歩で約十分。
すでに帰省ラッシュも終わり、空席が目立つ車内。
佑典に「出発しました」メールを送信完了してすぐ、また眠気に襲われて眠ってしまった。
列車の揺れが心地よい揺れで・・・。
「!」
どれくらい時間が経ったころか、膝の上のバッグに振動を感じて目が覚めた。
メールが届いていた。
条件反射で携帯電話を取り出し、確認。
件名「おはよう」。
和仁さんからだった。