誘惑~初めての男は彼氏の父~
思い出した。
一昨日に画像添付メールをもらって、そのまま返信しないままだった。
ずっと佑典と一緒だったし、どう返信していいものやら迷っているうちにそのままになって。
「・・・」
放置してもおけなくて、当たり障りのない返信をすることにした。
ずっと外出が続いていて、返信しそびれてしまったと一言詫びて。
・・・今私は、故郷へと向かう特急の中。
和仁さんはおそらくまだ、離島に撮影の仕事で留まっている。
私を追いかけては来られないはず。
♪♪・・・
間髪を入れず、返信があった。
「無視されているのかと思ったよ」
無視せざるを得ない事情はあった。
「あまりメールばかりしてて、周囲の友達に変に思われたらまずい状況だったので・・・」
息子の彼女に頻繁にメールしていることがばれて、一番困るのは和仁さんだから、その点を突いた。
「確かにそうだよね。でも離島に隔離された毎日を送っていると、理恵のことが無性に懐かしくなってね」
・・・その後もメール交信は続いた。
この人、ちゃんと仕事してるんだろうかとちょっと気になった。
一昨日に画像添付メールをもらって、そのまま返信しないままだった。
ずっと佑典と一緒だったし、どう返信していいものやら迷っているうちにそのままになって。
「・・・」
放置してもおけなくて、当たり障りのない返信をすることにした。
ずっと外出が続いていて、返信しそびれてしまったと一言詫びて。
・・・今私は、故郷へと向かう特急の中。
和仁さんはおそらくまだ、離島に撮影の仕事で留まっている。
私を追いかけては来られないはず。
♪♪・・・
間髪を入れず、返信があった。
「無視されているのかと思ったよ」
無視せざるを得ない事情はあった。
「あまりメールばかりしてて、周囲の友達に変に思われたらまずい状況だったので・・・」
息子の彼女に頻繁にメールしていることがばれて、一番困るのは和仁さんだから、その点を突いた。
「確かにそうだよね。でも離島に隔離された毎日を送っていると、理恵のことが無性に懐かしくなってね」
・・・その後もメール交信は続いた。
この人、ちゃんと仕事してるんだろうかとちょっと気になった。