誘惑~初めての男は彼氏の父~
誘惑
***
翌日。
午後から夕刻へと移り行く時間帯。
私は約束の時間よりも30分前に、待ち合わせ場所であるファミリーレストランに到着した。
席に着いて程なくして、店員がお水を持ってオーダーに訪れる。
「間もなく連れが訪れますので、その時に改めまして・・・」
店員が去った後、一旦トイレに出向いてメイク直し。
気温が高いので、汗で乱れた箇所を整える。
それから席に戻り、和仁さんの到着を待つ。
なぜだろう、佑典とのデートの時よりも緊張する。
それは今後についての話し合いのための緊張、今日こそ全てをはっきりさせるための決意ゆえ・・・と自分で自分に言い聞かせた。
「・・・」
そんなこと考えると、さらに緊張してしまう。
とりあえず携帯電話はマナーモードにした。
佑典は昼間は拘束されているので、時間が空くのは夜。
暇なし電話やメールをしてくるタイプではないので、よっぽどのことがない限りはこんな時間に連絡はないとは思うのだけど。
翌日。
午後から夕刻へと移り行く時間帯。
私は約束の時間よりも30分前に、待ち合わせ場所であるファミリーレストランに到着した。
席に着いて程なくして、店員がお水を持ってオーダーに訪れる。
「間もなく連れが訪れますので、その時に改めまして・・・」
店員が去った後、一旦トイレに出向いてメイク直し。
気温が高いので、汗で乱れた箇所を整える。
それから席に戻り、和仁さんの到着を待つ。
なぜだろう、佑典とのデートの時よりも緊張する。
それは今後についての話し合いのための緊張、今日こそ全てをはっきりさせるための決意ゆえ・・・と自分で自分に言い聞かせた。
「・・・」
そんなこと考えると、さらに緊張してしまう。
とりあえず携帯電話はマナーモードにした。
佑典は昼間は拘束されているので、時間が空くのは夜。
暇なし電話やメールをしてくるタイプではないので、よっぽどのことがない限りはこんな時間に連絡はないとは思うのだけど。