俺様ヤンキー君と秘密の関係


「多分、幹部の奴らだ」



「マジかよ」



レオが目を輝かせながら、歓喜の声を上げる。


ったく、こいつだけは。


爽やかなくせに、喧嘩好きとかありえねーだろ!



「で、奴らの狙いは?」



「さぁな。目が合ったのに、何もして来なかった」



「奏多に気付かなかったとか?」



「いや、それはねーだろ。こんなに目立つんだから」



シュウが冷静にレオに返す。


ライは、腕組みしながら黙って話を聞いていた。


< 218 / 340 >

この作品をシェア

pagetop