俺様ヤンキー君と秘密の関係


「琉羽ちゃん?」



「えっ?」



駅近くにあるスーパーに行き、目的の牛乳を買い終えたわたしは、ちょうどスーパーから出たところで声をかけられた。



「買い物?」



「あ、はい……」



思わず声が小さくなる。


そこに居たのは、レオ君とライ君だったから。



レオ君はまだしも、ライ君はきっとわたしのことを嫌っている。



それにこの前、旧校舎で一条君に冷たくされるわたしを見ていたはずだし。



なんだか気まずかった。


< 245 / 340 >

この作品をシェア

pagetop