俺様ヤンキー君と秘密の関係
それは俺だけじゃなく、レオやシュウも同じだったようで。
ポカンとしながら、なんとも言えないマヌケ面でライの顔を見つめている。
それでもライは、そんなことは構わずに訴えかけるように俺の目を見ているだけ。
くそっ。
なんなんだよ、こいつは。
珍しくまともなことを言いやがって。
「お前を心配して、俺らがどう動こうが勝手だろ?」
「何かあったらどうすんだよ?」
「危険なマネはしてねーよ。それに、もし何かあったとしても、お前のせいじゃねぇんだから」
「そうだとしても、巻き込んだことに責任感じるだろうが」
真剣に話すライに、思ったままの気持ちをぶつける。