俺様ヤンキー君と秘密の関係


わたしは一条君が好きだから、そこだけは譲れなかったんだ。



「まぁ、無事で良かった。とにかく、今は危険だから俺について来い」



「えっ?」



疑問を感じたけど、歩き出したライ君を見て慌てて後を追った。



そして、改装したプレハブの中に入ったライ君。



い、いいのかな?


何も言ってくれないけど、入れってことだよね?


ついて来いって言ってたし。



足元にはたくさんの靴が並んでいる。


その中に、一条君がいつも履いている靴を見つけてドキッと胸が高鳴った。



まさか……!


ここに一条君が?


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