俺様ヤンキー君と秘密の関係
わたし、ライ君に認めてもらえたんだ。
嫌われていると思っていただけに、すごく嬉しかった。
だって、誰かに嫌われるのは本当に辛いから。
それに誰かに認めてもらえることほど、嬉しいことはない。
「あ、ありがとう!!嬉しいっ」
ものすごく。
こんな時だけど、心からそう思う。
……ありがとう。
本当に。
「そろそろ行かねーと、あいつ1人で突っ走るぞ」
シュウ君が言う。
「ずりー!後は俺らに任せて、琉羽ちゃんは寛いでてね!」
その言葉を最後に3人は出て行った。