俺様ヤンキー君と秘密の関係
レオ君だとわかってホッと胸を撫で下ろす。
とりあえず、ライ君じゃなくて良かった。
「ごめんごめん、ビックリさせちゃったね」
「い、いえ。大丈夫です」
派手だけど、口調が優しいのと雰囲気が落ち着いているので怖いとは思わない。
むしろ優しいレオ君に安心感を覚えた。
さっきはいっぱいいっぱいだったからよくわからなかったけど、改めて見るとレオ君もすごく格好良い。
黒髪が良く似合う爽やか風のイケメンさん。
制服を着崩しているから派手に見えるけど、一条君とは違った魅力が彼にはある。
華やかって言葉がまさにピッタリ。