私と貴方の世界~beautiful world~
「尚紀くん、こんな夜遅くまでいいの?
お母さんとか心配しない?」
だって、今、夜の8時だよ?
「俺さ、今一人暮らしだから
大丈夫だよ。
それよりさ、大丈夫か……?
泣きたいたら俺の胸で泣くか?」
「……もう、泣かないって
決めたのにな……
…か…みさま…は、意地悪っ…すぎる…
どう……し…てっ…
ふぇ…っ…」
尚紀くんは私を抱きしめて
背中をさすってくれた。
「蒼…
1つ約束をしよう。」
「グスッ…
何の約束…?」
「蒼が18歳になったら、俺と
結婚を前提につきあって欲しい。」