Life in being 〜余命〜

「なぁ…。愛は俺のこと嫌い?」

「は?」

ん?

俺は何を聞いてんだ?

目の前ではポカーンと口を開けて不思議がる愛しい顔。

けど、そんな顔をさせたかったわけではない。

ただ純粋に、愛と話したかっただけだ。

そんで、あわよくば少しでも心を開いて欲しかった。

それが、なんでこーなるんだよ⁉︎

なんで、俺のことなんて聞いてんだ!

これじゃあまるで…。
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