大神さんと狼くん





–––––––––––––––…



「茉昼ちゃん、洸!休憩入っていいわよ!」


「「はい」」



従業員専用の休憩室に入って椅子に座ると洸がオレンジジュースを出してくれた。
「ありがとう。」

「どういたしまして。」

「…もう少しで冬休みだね。」

「そうだな。茉昼は進路決まったのか?」

「うん。白百合の医学部に決まったよ。洸は…?」

両親の遺産だけはたくさんあって、医学部へ行けるほどのお金がある。

「俺も…俺も白百合の医学部。」

「え…!一緒なのね⁉︎」

「…これからもよろしくな?」

「こちらこそ!」

「2人とも、そろそろ戻れる?」

「はい!行きます!」




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