JOKER
そんな台詞を、あたしに向けた。


きっと、あたしが思っている感情と、、、


この男が勘違いしている感情は、、、


、、、全く、違う。


だけど、、、


この男の言うとおり、、、


あたしは前みたいに、銀司をことを信頼なんて、、、


、、、出来ない。


あたしは空牙の肩に、顔を隠すように乗せた。


そして、何年も封印していた、、、


あの日、お父さんとお母さんと妹が死んだ日から、、、


流すことのなかった涙を、、、


、、、流した。

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