JOKER
彼に、特定の女がいないことは知っている。


そんな彼の周りには、たくさんの女が群がっていることも知っている。


龍王の幹部は、そこら辺にいる女にとってはブランドの様なもの。


そんな彼らの女になれば、その女もブランドとなる。


そんなブランドなんて、あたしには必要ないけど、、、


でも、彼は、、、アイツにとって、大事な人間。


なら、どうする?


彼の使い方によっては吉にも、凶にもなる。


いわば彼は、爆弾なような人間。


そんな彼に手を出し、もし、、、失敗をしたら、あたしの復讐は、、、


もう、果たされない。


でも、アイツに近付くためには、、、彼しか、居ないんだ。


、、、決まった。

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