JOKER
そんな銀司に、、、


「余計なことしても、打つからね?」


そう、脅しかけた。


「野暮なことはしねぇ」


そんな言葉を残し、部屋を出て行った。


「こんなことして、後でどうなるかわかってるの?」


銀司が出て行くと、女は強気であたしにそんなことを言う。


後?


笑わせんなよ。


あたしには、後なんてない。


今目の前に居る、コイツのことを今すぐにでも殺したい。


だけど、その前に、、、


千尋に頭を下げてもらう。


そんなことをしたからと言って、何もならないけど、、、


でも千尋に、罪はなかった。


それなのに、コイツは、、、千尋のことを傷付けたんだ。


それくらいは、してもらわなきゃ困る。

< 244 / 323 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop