JOKER
銀司は、、、嘘を付かない。


自分の言葉にも、ちゃんと責任を持つ。


銀司は、そう言う男。


だから、、、


今の銀司の言葉は、、、真実なのだろう。


__ガチャッ__


「何をやってる」


そこに、柳田組の頭が部屋へと入ってくる。


「頭」「、、、あな、た」


銀司と、アイツの声が重なる。


「お前、、、銀司。奈美を呼べ。話は、それからだ」


銀司は、柳田組の頭に言われた通りに動く。


アイツは勝ち誇ったような顔し、あたしと千尋のことを見てきた。


そしてあたしは、お父さんと似ている、柳田組の頭を、、、


ただ、見続けた。

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