JOKER
温もり
闇を生きてきた人間の元に、光は、、、ないと思った。


どんなに頑張っても、努力しようとも、、、


真っ暗な闇は、全てを飲み込んでしまう。


ほんの小さな光さえも、黒へと塗り替えてしまう。


その光を、、、あたしは何度見逃し、塗り潰すしてきただろう。


記憶の中を彷徨い、何度振り返ろうとも、、、


あたしは、自分がして来たことを間違いだったと思えない。


そして、それは、、、今も、同じ。


でも、1つだけ、、、


間違いだったかもしれないと、思う日がある。


そう、それは、、、あの日のことだ。


自分自身に当てた、拳銃。


後は、引き金を引くだけだった。


引き金を引き、全て、、、あたしは、終わりにするべきだった。

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