JOKER
そんな彼に、、、


「何かあったのか」


そう、柊が尋ねる。


「ハァ、ハァ、、、北龍が奇襲、されました」


その言葉で、部屋の空気が一気に変わった。


傍に居た、翼がハッとする。


そして、不安そうに彼、、、海斗のことを見つめる。


そんな翼の様子を目にし、胸がギュッと苦しくなった。


「どこのチームだ」


海斗が尋ねる。


「それが、、、わかりません」


その言葉に、あたしはホッとする。


どうやら、上手くやってくれたようだ。


その時、ポケットの中で携帯が震えた。


彼らに気付かれないように、あたしは携帯を確認する。


差出人は、真からだ。


"無事、終了"


、、、良かった。

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