JOKER
、、、もちろん。


そんなこと、思ってない。


あたしは心の中で、柊に返事を返す。


「それって、手を出して来た所とやり合うってこと?」


わかっていながら、あたしは柊に尋ねる。


「やり合うんじゃなく、潰すんだよ」


柊は真っ直ぐに、そう断言する。


それは、宣戦布告と取っても良いんでしょ?


なら、あたしも全力で、、、白夜を、守ってみせる。


あたしの復讐のために利用した、彼らのことを、、、


誰にも、傷付けはさせない。


あたしは最低で、卑怯な人間。


世界中の人たちに否定され、拒絶されようとも、、、


あたしは、絶対に復讐を、、、止めない。


そう、強く、、、自分の中で、誓った。

< 66 / 323 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop