あんたは私の敵よ!!<完>
もう、ここまできたら、どうでもいいな…
ゆっくりとした足取りで、鞄を取りに外へ出た。
鞄を取ろうとしたその時…
バシャン!!
上から大量の水が降りかかった。
そして、
『調子のってんじゃねぇよ!!』
女の罵声と一緒に、沢山の笑い声も聞こえた。
私が今まで作ってきた物、偽ってきた完璧な自分って何だったんだろう…
生徒会長なんてやって、色々仕切ってきたつもりだったけど、本当に私を信頼してくれてる人なんて、誰も居なかったんだ…
本当の天敵は、自分自身だったのかもしれない。
葉山は、単に扉を叩いただけ…
ゆっくりとした足取りで、鞄を取りに外へ出た。
鞄を取ろうとしたその時…
バシャン!!
上から大量の水が降りかかった。
そして、
『調子のってんじゃねぇよ!!』
女の罵声と一緒に、沢山の笑い声も聞こえた。
私が今まで作ってきた物、偽ってきた完璧な自分って何だったんだろう…
生徒会長なんてやって、色々仕切ってきたつもりだったけど、本当に私を信頼してくれてる人なんて、誰も居なかったんだ…
本当の天敵は、自分自身だったのかもしれない。
葉山は、単に扉を叩いただけ…