あんたは私の敵よ!!<完>
反撃開始
3時間目が始まってから、私はやっと立ち上がった。
何だか、毒が全部抜けたみたい!
見た目はずぶ濡れだけど、気持ちも軽いし、身体も軽い!!
「さて、帰るか!」
一応、職員室には顔を出し、事情を説明してから、静かな校舎を後にした。
『るり!!』
誰かに呼び止められた。
ゆっくりと振り向くと、そこには、このバトルの火蓋を切った張本人…
「何?」
取り繕う事を止めた私は、普通に返す…
『お前、そこまでやられたの!?
俺、こんな事になるなんて思って無くて…
悪かったな…』
悲惨な事があったと、明らかに分かる外見に、葉山は唖然としながら、そう言った。
「だから何?
別に、あんたが命令して、女どもにやらせたワケじゃ無いでしょ?
だったら、謝る必要無いんじゃない?」
心配そうな顔の葉山をよそに、私はクールに切り返した。
「あんたの言う通り、無理するのやめるわ。
じゃあね!!」
そう言い放って帰ろうとした時、私はまた腕を掴まれた。
何だか、毒が全部抜けたみたい!
見た目はずぶ濡れだけど、気持ちも軽いし、身体も軽い!!
「さて、帰るか!」
一応、職員室には顔を出し、事情を説明してから、静かな校舎を後にした。
『るり!!』
誰かに呼び止められた。
ゆっくりと振り向くと、そこには、このバトルの火蓋を切った張本人…
「何?」
取り繕う事を止めた私は、普通に返す…
『お前、そこまでやられたの!?
俺、こんな事になるなんて思って無くて…
悪かったな…』
悲惨な事があったと、明らかに分かる外見に、葉山は唖然としながら、そう言った。
「だから何?
別に、あんたが命令して、女どもにやらせたワケじゃ無いでしょ?
だったら、謝る必要無いんじゃない?」
心配そうな顔の葉山をよそに、私はクールに切り返した。
「あんたの言う通り、無理するのやめるわ。
じゃあね!!」
そう言い放って帰ろうとした時、私はまた腕を掴まれた。