あんたは私の敵よ!!<完>
向かった先は、美容院。



「茶髪にして、パーマもかけたいんです。」

順番が来た途端、スタイリストにそう伝えた。


『パーマってどんな感じの?』

「とにかく脱マジメって事で、かなり派手にしたいので、アゲ嬢をイメージした感じでお願いします。」


伝えると、スタイリストさんは唖然としてたけど、そんなの無視!!


私は、机に落書きして、水ぶっかけてきた女どもを見返してやるんだ!!


その意気込みで、カラーとパーマに臨んだ。


私の意気込みに負けたのか、スタイリストさんは作業を開始した。



私を、ぷちアゲ嬢にする為に…


パーマとカラーの両方って事もあり、放置時間もかなり長く、その間、アゲ嬢メイクについて研究しまくってた。


負けてたまるか!!
蹴散らしてやる!!
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