あんたは私の敵よ!!<完>
先制攻撃を食らった気分だ…

こいつが、とんでもない発言をしてくれたおかげで、周囲も騒がしくなってきた。


「あなたに興味が無いのは事実ですが、その後におっしゃった点については、事実に反していますわ。」

『そうは言うけど、あんたのそのキャラって素?違うんじゃねえの?』

「作っているとおっしゃるの!?」

『そう。しゃべり方もな。』


「心外です!
 失礼っ!!」

ガッ!

去ろうとした瞬間、腕を掴まれた。


振り向くと、目の前にヤツの顔…

そして一言、

『キャラ作るのって、疲れるぜ。
 疲れる前に止めろよ…』
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