私の彼氏はおデブさん
(正式な彼女って。……何で?)
というか、頭の中で整理しよう。
まず、玉川君ははじめ相沢さんと付き合ってて、それなのに浮気で良いから付き合おうって私に言った。
その後相沢さんと別れたけど、その理由は相沢さんのおねえさんが好きだから。
全然……私に告白する理由がないし意味が分からない。
「おいコラ、ボケ玉川……何言って……!」
「はい、元カレは黙っててね〜。そのうるさい口ちょん切るよ〜」
「はああっ!?」
ニコッと笑う玉川君の言葉に、藤崎君が信じられないといった風にまた怒り出す。
けど、藤崎君の事は無視して、玉川君は続けた。
「橘。どうせ周りは俺たちが付き合ってるって思ってるから、深く考える必要ないよ。でも俺もいきなり言っちゃったし、明日まで答えは待つから。じゃあね」
明日まで答えは待つからと言われても……。
答えは付き合わないに決まっている。
相沢さんの元カレだし、絶対本気で告白されてないに決まってるし。
(今すぐ断っとこう……)
顔を青ざめながら私はそう思ったけど、さっさと玉川君が部屋の中へ入って行ってしまったので、その場に立ち尽くしたまま。
ふと藤崎君と目が合うと、はははと顔を引きつらせながら笑った。
明日の事を思うと、また嫌な予感がした。
というか、頭の中で整理しよう。
まず、玉川君ははじめ相沢さんと付き合ってて、それなのに浮気で良いから付き合おうって私に言った。
その後相沢さんと別れたけど、その理由は相沢さんのおねえさんが好きだから。
全然……私に告白する理由がないし意味が分からない。
「おいコラ、ボケ玉川……何言って……!」
「はい、元カレは黙っててね〜。そのうるさい口ちょん切るよ〜」
「はああっ!?」
ニコッと笑う玉川君の言葉に、藤崎君が信じられないといった風にまた怒り出す。
けど、藤崎君の事は無視して、玉川君は続けた。
「橘。どうせ周りは俺たちが付き合ってるって思ってるから、深く考える必要ないよ。でも俺もいきなり言っちゃったし、明日まで答えは待つから。じゃあね」
明日まで答えは待つからと言われても……。
答えは付き合わないに決まっている。
相沢さんの元カレだし、絶対本気で告白されてないに決まってるし。
(今すぐ断っとこう……)
顔を青ざめながら私はそう思ったけど、さっさと玉川君が部屋の中へ入って行ってしまったので、その場に立ち尽くしたまま。
ふと藤崎君と目が合うと、はははと顔を引きつらせながら笑った。
明日の事を思うと、また嫌な予感がした。