私の彼氏はおデブさん
「はぁ、藤崎……はぁ、橘に何して……」
そして、そこに立っているのが玉川君だと気づいて急いで体を腰まで起こした。
(玉川君が何でここに!?)
息切れして苦しそうだし、走って来たのかな……?
「何でお前いんの?不法侵入で訴えるぞ」
「訴えれば?泊まるとか言ってたから、気になって優希に電話して良かった……押し倒すとか、お前……橘に変な事してねーだろうな!!」
「さあ、したかもしれない」
「なっ、藤崎!!このっ!!」
藤崎君に向かって怒鳴ると、玉川君はこっちへずかずかと歩いてきて私の手を掴む。
「橘、行こう!!」
「え?ちょっと待って……」
そのまま引っ張られながら部屋を出ようとすると、後ろで藤崎君が言った。
「玉川、橘が好きなのは俺だから」
「し、知ってるわぁぁぁ!!何だお前!!それで勝ち誇ってんのか!!今はそうでも、この先どうなるかわかんねーからな!!」
ドアの前でまた叫ぶと、玉川君は私の手を引いて歩き始める。
勢いにつられて、私も後をついていくしかなかった。
そして、そこに立っているのが玉川君だと気づいて急いで体を腰まで起こした。
(玉川君が何でここに!?)
息切れして苦しそうだし、走って来たのかな……?
「何でお前いんの?不法侵入で訴えるぞ」
「訴えれば?泊まるとか言ってたから、気になって優希に電話して良かった……押し倒すとか、お前……橘に変な事してねーだろうな!!」
「さあ、したかもしれない」
「なっ、藤崎!!このっ!!」
藤崎君に向かって怒鳴ると、玉川君はこっちへずかずかと歩いてきて私の手を掴む。
「橘、行こう!!」
「え?ちょっと待って……」
そのまま引っ張られながら部屋を出ようとすると、後ろで藤崎君が言った。
「玉川、橘が好きなのは俺だから」
「し、知ってるわぁぁぁ!!何だお前!!それで勝ち誇ってんのか!!今はそうでも、この先どうなるかわかんねーからな!!」
ドアの前でまた叫ぶと、玉川君は私の手を引いて歩き始める。
勢いにつられて、私も後をついていくしかなかった。