私の彼氏はおデブさん
どこに行くつもりなのか、階段をずっと下って一階に付くと、ミヤビちゃんは1-Aの教室に入っていった。



そして……廊下にまで聞こえるぐらいの大きな声で叫んだ。





「織田ー! ちょっとぉ! この人が織田と付き合いたいって言ってんだけどどうするー?」


「えっ? えぇぇぇえ!? ミヤビちゃん、私そんな事言ってないよ!?」


「うるせえ!! 橘は黙っとけ!!」





(黙っとけって……ミヤビちゃん、怖い……)




それに教室にいる生徒達みんなから注目されてるし、恥ずかしいよ……。




早く戻りたい……。
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