私の彼氏はおデブさん
「おはようございます……」


「今日は良い天気だな!」


「そうですね。小鳥のさえずりが聞こえてきます」





私も何で文句の1つ言えないんだろう。




玉川君に愛想笑いしながら、右手で強く自分の太腿を叩く。




と、玉川君がドアの方を指差して言った。






「そういえば、橘の彼氏がさっきそこにいたけど」


「えっ?」





(洸ちゃんが……?という事は、さっき聞こえてきた声は空耳じゃなかったの?)
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