野球してる君が大好きです。
結城の初恋*【陽斗side】
(なぜ、お嬢様はあんなに無理してまでも
学校に行きたがるのでしょうか…。
もしや…、好いている方でも…)
僕は疑問に思いながら
学校まで走っていく。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
僕とお嬢様は同い年。
僕も実は中学校に通っていたのです。
しかし、鳥羽家の執事になってからは
なかなか実家に帰れず、
中学校にも通えなくなってしまいました
家族のことも大切だけど
今は彼女…お嬢様の執事である以上、
第一にお嬢様のことを考えています。
もちろん、恋愛感情とかは無しで(笑)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
学校に着いた。
僕は旦那様に頼んで
有栖川中学校長に
僕が来るということを伝えてもらった
校長室に入る。
「失礼します。
鳥羽家の執事の結城と申します」
「よくいらっしゃいました」
「…お嬢様のご様子は…?」
「そうですね…、
素晴らしい生徒会長だと思います。
特に問題も起きてないので
心配しないでください」
「そうですか…、
ありがとうございます」
僕は深く一礼をした。
「あの…今日からしばらく
学校内を見せてもらいたいのですが…
お嬢様の様子見も兼ねて…」
「もちろん、いいですよ」
「本当にありがとうございます」
校長先生は僕に向かってニコッと笑った
「では、失礼しました」
そう言って僕は廊下に出て行った。
学校に行きたがるのでしょうか…。
もしや…、好いている方でも…)
僕は疑問に思いながら
学校まで走っていく。
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僕とお嬢様は同い年。
僕も実は中学校に通っていたのです。
しかし、鳥羽家の執事になってからは
なかなか実家に帰れず、
中学校にも通えなくなってしまいました
家族のことも大切だけど
今は彼女…お嬢様の執事である以上、
第一にお嬢様のことを考えています。
もちろん、恋愛感情とかは無しで(笑)
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学校に着いた。
僕は旦那様に頼んで
有栖川中学校長に
僕が来るということを伝えてもらった
校長室に入る。
「失礼します。
鳥羽家の執事の結城と申します」
「よくいらっしゃいました」
「…お嬢様のご様子は…?」
「そうですね…、
素晴らしい生徒会長だと思います。
特に問題も起きてないので
心配しないでください」
「そうですか…、
ありがとうございます」
僕は深く一礼をした。
「あの…今日からしばらく
学校内を見せてもらいたいのですが…
お嬢様の様子見も兼ねて…」
「もちろん、いいですよ」
「本当にありがとうございます」
校長先生は僕に向かってニコッと笑った
「では、失礼しました」
そう言って僕は廊下に出て行った。