野球してる君が大好きです。
練習が始まった。
ランニングも体操もいつも通り。
アップも全部終わって、
バッティング練習をに入る。
結城陽斗くんは
どんなバッティングをするのかな。
そんなことを思っていると。
(カッキーン
いい音が響く。
直弥くんが打っていた。
彼は1年生ながらも
レフトに入るすごい1年生だ。
彼は3番バッターだ。
4番は春季大会では、
寿也くんが打っていた。
でも、バッターボックスに入ったのは、
結城陽斗くんだった。
(え、打てるの…?)
バッティングは各3球ずつ打つ。
1球目。
内閣低めのストレート。
カキーンと
いい音が鳴り響き、
フェンスを越えた。
2球目も3球目も同じく。
彼は本当にすごいバッターだ。
9番までうち終わり、
ピッチング練習に入る。
いまは 2年生の仮エースと呼ばれている
橋本理玖(はしもと りく)くんが投げている。
橋本くんは立ち上がりが悪いが
波に乗ると最初の立ち上がりの悪さが嘘かのように、制球がよくなる。
ぱんっとミットに収まる。
その隣でもっと大きな音を立てていた。
寿也くんが
しっかりミットに収めている。
投げているのは、結城くんだった。
なんか、見たことある気がする…。
そんなこと思ってると…。
『きゃー‼︎結城先輩‼︎』
大階段から黄色い歓声が湧き上がる。
1.2年の女子たち。
結城くんはそれに気づいたのか
彼女たちに手を振った。
そこに胡桃がやってきて
女子たちみんなを集めて
何かを話している。
少し経つと女子たちは
校舎に戻って行った。
「帆乃香ー‼︎」
「胡桃‼︎」
「やっぱりすごいね」
「ん?何が?」
胡桃が驚いた顔で私を見る。
「え、帆乃香。本当に忘れたの?」
「え、なにを?」
「陽斗くんのこと‼︎今投げてたじゃん‼︎」
いま、なげてた…?
わすれた…?
え、もともと知らない…。
「帆乃香、まさか…」
「…え?」
「あんなに好きだった人のこと忘れたの?あんなこと手紙で送ってきたから、ただそれだけで⁈」
「え?」
てがみ…?
胡桃はカバンの中から
一通の手紙を出した。
「これ‼︎帆乃香がもっといてって言ったやつよ!」
私は受け取って、
中を確認する。
読んでる時にぴきーんと来た。
結城陽斗…。
戻って…きてたんだ…。
ランニングも体操もいつも通り。
アップも全部終わって、
バッティング練習をに入る。
結城陽斗くんは
どんなバッティングをするのかな。
そんなことを思っていると。
(カッキーン
いい音が響く。
直弥くんが打っていた。
彼は1年生ながらも
レフトに入るすごい1年生だ。
彼は3番バッターだ。
4番は春季大会では、
寿也くんが打っていた。
でも、バッターボックスに入ったのは、
結城陽斗くんだった。
(え、打てるの…?)
バッティングは各3球ずつ打つ。
1球目。
内閣低めのストレート。
カキーンと
いい音が鳴り響き、
フェンスを越えた。
2球目も3球目も同じく。
彼は本当にすごいバッターだ。
9番までうち終わり、
ピッチング練習に入る。
いまは 2年生の仮エースと呼ばれている
橋本理玖(はしもと りく)くんが投げている。
橋本くんは立ち上がりが悪いが
波に乗ると最初の立ち上がりの悪さが嘘かのように、制球がよくなる。
ぱんっとミットに収まる。
その隣でもっと大きな音を立てていた。
寿也くんが
しっかりミットに収めている。
投げているのは、結城くんだった。
なんか、見たことある気がする…。
そんなこと思ってると…。
『きゃー‼︎結城先輩‼︎』
大階段から黄色い歓声が湧き上がる。
1.2年の女子たち。
結城くんはそれに気づいたのか
彼女たちに手を振った。
そこに胡桃がやってきて
女子たちみんなを集めて
何かを話している。
少し経つと女子たちは
校舎に戻って行った。
「帆乃香ー‼︎」
「胡桃‼︎」
「やっぱりすごいね」
「ん?何が?」
胡桃が驚いた顔で私を見る。
「え、帆乃香。本当に忘れたの?」
「え、なにを?」
「陽斗くんのこと‼︎今投げてたじゃん‼︎」
いま、なげてた…?
わすれた…?
え、もともと知らない…。
「帆乃香、まさか…」
「…え?」
「あんなに好きだった人のこと忘れたの?あんなこと手紙で送ってきたから、ただそれだけで⁈」
「え?」
てがみ…?
胡桃はカバンの中から
一通の手紙を出した。
「これ‼︎帆乃香がもっといてって言ったやつよ!」
私は受け取って、
中を確認する。
読んでる時にぴきーんと来た。
結城陽斗…。
戻って…きてたんだ…。