野球してる君が大好きです。
(くしゅん!

私は寒くてくしゃみをしてしまった。
この寒い冬という時期に、
雨が降っている中、
走って帰ってしまったからだ。


私は急いでお風呂に入った。


(…胡桃…、やっぱり、
結城のこと好きだったのね…)


すると…

(バタッ

ドアがしめられた音がした。

私は急いでお風呂から
上がって自分の部屋に行った。


「な、何、今の……」
私は急いで着替えて
ベッドに潜り込んだ。


(怖いよ…)

私が怯えていると……

(ガチャっ

「失礼します。お嬢様」
いつもの聞き覚えのある声が聞こえた。

「結城‼︎」
私がガバッと毛布を飛ばし、起きると…

「帆乃香!」
胡桃もいた。

「……胡桃…が、なんで…ここに…」
「えーっとね、今日からカレカノになったの。私たち」
「か、れ…かの…」
「うん‼︎応援してくれるよね?」
「え、う、うん‼︎」

私は思わず、そう答えてしまった。

「じゃ、私の用は済んだし。
またね、陽斗」
「うん」


胡桃はそう言って、
私の部屋から出て行った。
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