野球してる君が大好きです。
「えっ…」

胡桃と付き合っていたはずなのに、
なぜそんなことを
言うのかわからなかった。


「お嬢様のそんな顔、初めて見たのは」
「わ、わたし?」
「…いつ頃でしょうか…」

結城は苦笑する。
でも、その笑顔でもかっこよく、
そして、爽やかだった。


「ゆ、ゆ、うき…は、早く行こっ…///」

私は照れているのがばれないように、
手を引いて館内を回る。


(もぉ、結城のせいで…///)

「あ、お、お嬢様…///」
「なに…///」
「も、もうすぐ、イルカショーが…」
「ほ、ほんと⁈」


私は目を輝かせて振り返る。



その時、目の前にあったのは、
愛しき人の優しい微笑みだった。



「はい。そろそろ参りましょう」


そう言って、次は私の横に来た。
手を引いて、
会場まで連れて行ってくれた。

__見終わって…

私たちはイルカショーを見てから
ご飯を食べに行く。

水族館の近くに
いい感じのお店があったので、
そこで食べようということになった。




___ご飯も食べ終わり…




私たちは家に向かう。



「今日はどうでしたか?」
「楽しかった‼︎」

私がニコッと笑うと、
結城は照れていた。

「結城…?」
「は、はい⁉︎」
「熱でもあるの?」

私はそう言って一歩近づく。

「な、ないですよ⁈」

少し動揺しているようだ。
それが新鮮で
少し可愛く見えた。


「なら、いいけど」
私は微笑した。
そして、家に着いたので、家に入る。











今日は私にとって
幸せな一日だったなぁ…
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