反省文と、進路指導室。


村井はスッと立ち上がり。

目の前にきて、俺を見上げると。



「で、先生。
反省文の書き直しは必要ですか?」


と不敵な笑みを浮かべる。



「…っばかやろう。
あんな反省文で良いわけあるか。」


俺が少しだけ目をそらし、そう答えると。



村井の一瞬、悲しげな表情をするが、すぐにいつもの笑顔に戻った。





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