夏の空模様
「ゴーカート結構混んでるねー」

「まぁ人気だもんな」

2人が向かったゴーカートには
かなりの人が並んでいた

「でも乗りたいな
浦田って待つの嫌い?」

「いや、別に嫌いじゃないし並ぼうぜ」

「やった!」

長蛇の列の最後尾に2人で並んだ

「女子高ってさ、どんな感じ?」

「どんな感じ?
んー、皆はっちゃけてるよ
後は、体育祭とかも男子いないから
女子で全部するんだけどね、
たからか皆、責任感が強いかな」

「へぇ何か勇ましいな」

「確かに!そんな感じかも!!
応援団長も女子だしね
浦田のほうは?」

「俺んとこは普通だよ
あぁでもちょっと厳しいかな
よく持ち物検査とかあるし」

「嘘!?
あたし持ち物検査されたらやばいわ」

「俺も、
いっつも隠す場所探してる」

なんて雑談していたが
30分ほどしたら

「・・・」
「・・・」

「えっと、
まだ掛かりそうだねー」

「みたいだな
あいつら上手くいってるかな」

「そうだといいねー」

「・・・」
「・・・」









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