キミとネコとひなたぼっこと。~クールな彼の猫可愛がり方法~
「まだやまないなぁ……」
外はしとしとと雨が降っている。
昨日までの天気予報では今日は晴れ予報だったはずなのに、一転して、朝から雨が降っていた。
今日は先生と想いが通じ合った先週の土曜日以来、初めて一緒に過ごしていて。
想いが通じ合った日にも先生はここに来たけど、今日までの1週間、私は夢だったんじゃないかと疑う日々が続いていた。
……いや、今も夢かもしれない、なんて思っていたりするんだ。
今週の水曜日に突然先生から電話をもらって「日曜日、坂本さんの家に行ってもいい?」と言われた時はすごく嬉しかったけど、単純に先生がコタロウに会って遊びたかっただけなんだろうな、と思う。
その証拠に先生は家に来てから、ずっとコタロウと遊ぶことに夢中だから。
私はふたりが遊んでるのを見るの好きだし、別にいいんだけどさ。
でもなぁ、できれば私も仲間に入れて欲しい……。
……そんな感じで先生の態度が前と全く変わっていなくて、想いが通じたのは夢だったのかも、なんて思っているわけだ。
ちょっぴり寂しい気持ちにもなりつつ、私はふたりに目を移すと、いつの間にかコタロウを腕の中に抱いている先生とばちっと目が合った。
「!」
「……うん。やっぱり“みーこ”にしよう」
「……?」
さっきから先生が言っている“みーこ”。あまりにも何度も言うから気になってしまって、私は先生に問い掛ける。