キミとネコとひなたぼっこと。~クールな彼の猫可愛がり方法~
少し前に1歳になったコタロウはアメリカンショートヘアの母ネコと白色MIXの父ネコを親に持つMIXネコで、その毛並みは“サバトラ白”と呼ばれる、額から背、尻尾にかけて縞模様の入ったグレーの毛、そして鼻先からお腹、足には白い毛を持っている。
飼い主バカと言われるかもしれないけど、どちらかと言えば短毛ながらもその毛はふわふわとしていて触っていて気持ちが良くて癒されるし、クリクリと丸くて大きい透明感のあるグリーンの瞳がチャームポイントで、その表情はすごく愛くるしい。
そんなかわいすぎるコタロウを私は出逢った頃からずっと溺愛している。
コタロウはちょこんと座って、宝石のように輝く瞳をまん丸とさせて私のことをじっと見ている。
その瞳はまるで二つの宝石がそこにあるかのように、いつも私を魅了してくるのだ。
そして、私の表情は緩む。
「おはよう、コタ」
私がそう言って首元を軽く撫でてあげると、コタロウは返事をしてくれるようにみゃおと鳴き、尻尾がくりんと逆Uの字を描いてゆらりゆらりと揺れた。
コタロウがすっと立ち上がって私の胸にすりすりと擦り寄ってくる。
これは遊んで欲しい、というサインだ。
そのあまりのかわいさにきゅんとときめいてしまった私は、すぐにコタロウの身体をするりと撫でてあげる。
お腹や喉元を撫でているうちに、コタロウはお腹やピンクの肉球をどーんと見せて、ゴロゴロと気持ち良さそうに喉を鳴らし始めた。