生徒会
そんなこんなで教室だ。俺が1歩入れば、数名の女子がざわついた。…面白いなあ。この時ばかりは、この外見で産んでくれた親に感謝するよ。まあ、とりあえずは席に着く。すると、隣の席の男子が話し掛けてきた。
「俺、河村真!お前は?」
思わずにやけそうな顔を矯正し、何時もの笑顔を貼り付ける。
「…舞園晋一、宜しく。」
さあ、楽しいショータイムの始まりだよ。
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