幸せの恋
あたしは遂に決意した。
みんなに報告しなきゃ!
樋川くんの子とが好きなんだって。

そう思い、いつもより少しだけ
早く学校に行った。

学校に着くと、みんなが来てた。

『『『奈美、おはよー!』』』

『愛莉、紗綾、春乃、おはよ!
 大事な話があるの!
 だから、聞いてくれる?』

『『『うん。』』』

頑張って話すぞ。
ゆっくり自分のペースで話した。

『あのな、奈美、樋川くんの
 こと好きになったんだ。
 優しくて、いつも助けてくれる
 すっごくいい人なんだ。』

あ、言っちゃった。
3人はどんな反応するんだろう?
やめときなよー!とか言うかな?
不安な気持ちでいっぱいだった。

『やっぱりそうだと思ったよー!』

紗綾が言った。

『あたしたち、最初から
 奈美が樋川くんのこと好きなの
 気付いてたんだよ?!』

笑顔で言う、愛莉。

『え!気付いてたの?!』

『当たり前じゃん!
 奈美見てたらすぐわかるよ!』

『だって、ずっと樋川くんのこと
 見てたりしてたでしょ?』

『そ、そんなことないよ!』

『そんな強がっても無駄だよー!笑
 とにかく、頑張るんだよ?
 彼女がいるからって諦めないこと』

『奈美ならいけるよ!頑張って!』

『そうそう!頑張れ頑張れ!』

3人は笑顔で応援してくれた。
嬉しくて嬉しくて、仕方なかった。

『みんな、ありがとう!
 あたし、頑張るね!』
< 7 / 11 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop