いつだって。


そういった美花は
俺より何歳も年上で
何倍も大人に見えた。

「ありがとう、美花」

「うん...それじゃあね」

「おう」

俺に背を向けて
歩き始めた美花。

「...美花...っ!」

「...ん?」
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