いつだって。


『あ、中島センセー?』

…この声…。

「…おい、何の真似だよ。可菜」

他の先生たちに
聞こえないように
極力小さい声で言った。

『だって携帯
つながらなかったんだもん』

「…だからってわざわざ
学校に電話してくんなよ」

可菜は本当に
何をするか分からない。
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