いつだって。


~拓海side~

可菜から誘われて
俺は仕方なく街に行くことになった。

「…っんも、何だよ」

ひつこく腕を
からめてくる可菜。

「いいじゃん♪
…たっくん、
あのこと忘れてないでしょ?」

「……」

俺はしょうがなく
黙って可菜に従った。
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