いつだって。


「あたし、さっちゃんに
傍にいてほしい」

「え…?」

「だからこれでいいの」

あたしは笑顔で答えた。

「…嘘つき」

「…え?」

「そんな偽物の気持ちなんか
いらねぇよ」

…え…。
< 288 / 344 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop