いつだって。


「違う…違うよ、さっちゃん…」

「違くない」

「…なんで…?」

「美愛が泣いてるから」

「……え……」

頬に手をやると
確かにあたしの頬は濡れていた。

「…どう、して…」
< 290 / 344 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop