車内恋愛。
ー木曜日。
ピッ、
カードを機械に通す。
この瞬間がけっこう緊張する。
ー瀬口。
あ!!
私の頬が緩んだ。
私のこと見てた人は、何一人でニヤけてんの、って思ってそう。
この名前がカードに印字されるだけで嬉しい。
瀬口先生に会える。教えてもらえる。
まだかなまだかな〜、と待つ。
デート前のドキドキした感じ、っていうのかな?
ドアが開き、教官達が出てくる。
瀬口先生はこの前私のことを担当してくれた佐々木先生と話しながら出てきた。
瀬口先生とパッと目が合い、そのままスッと私の元に来てくれた。
「じゃあ、また今日もよろしくね。」
「はい!」
すごくやる気アップ!!
今日もS字カーブとクランク、坂道発進をやる。
助手席に乗り込む私。
「この前どうでした?佐々木さんに何か言われました?アドバイスとか。」
「えっと、左カーブは大回りだったけど、その後の修正はいいねってところと、S字カーブが寄り過ぎてるって言われました。」
「それは左?右?」
「えっと…右…です!」
「じゃあ、これのことかな。」
そう言って、教本を私に示して、説明してくれる。
距離が縮まり、私は説明を聞くどころじゃなくなる。
「ということで、気をつけていきましょか。」
瀬口先生が発着点まで車を動かして、運転を変わる。
ピッ、
カードを機械に通す。
この瞬間がけっこう緊張する。
ー瀬口。
あ!!
私の頬が緩んだ。
私のこと見てた人は、何一人でニヤけてんの、って思ってそう。
この名前がカードに印字されるだけで嬉しい。
瀬口先生に会える。教えてもらえる。
まだかなまだかな〜、と待つ。
デート前のドキドキした感じ、っていうのかな?
ドアが開き、教官達が出てくる。
瀬口先生はこの前私のことを担当してくれた佐々木先生と話しながら出てきた。
瀬口先生とパッと目が合い、そのままスッと私の元に来てくれた。
「じゃあ、また今日もよろしくね。」
「はい!」
すごくやる気アップ!!
今日もS字カーブとクランク、坂道発進をやる。
助手席に乗り込む私。
「この前どうでした?佐々木さんに何か言われました?アドバイスとか。」
「えっと、左カーブは大回りだったけど、その後の修正はいいねってところと、S字カーブが寄り過ぎてるって言われました。」
「それは左?右?」
「えっと…右…です!」
「じゃあ、これのことかな。」
そう言って、教本を私に示して、説明してくれる。
距離が縮まり、私は説明を聞くどころじゃなくなる。
「ということで、気をつけていきましょか。」
瀬口先生が発着点まで車を動かして、運転を変わる。