サッカーしてる君が好き
「ゆっきー!ここに誕生日と血液型書いて♪」
休み時間になると、後ろを向いて紙を渡してきた。
私は人見知りなので、友達以外とあまり話せないし笑うことしかできない。
こんなことされても困るよ…。
心の中で一人で会話していると、その間に周りには私達を見てなにか話している人や笑ってる人がいた。
その中から、海人の友達が教室のお花を持ってこっちに向かってくる。
なんなの?
怖い………
「ゆっきー付き合ってください!笑」
そのお花を持って、膝まずいて私に無理矢理お花を近づけてくる。