レンタルな関係。-続々編-(仮)
☆はちゃめちゃ大宴会
☆はちゃめちゃ大宴会
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「何してたのー? 遅いじゃん。もうご飯来るよ」
隣の部屋のドアを開けるなり、麻紀が早く早くと手招きした。
「ごめんごめん、お風呂に入ってて」
「お風呂? また入ってきたの?」
「え? あ、うん、部屋の露天に……」
ちらっと流川に視線を送ったけど、流川といえば涼しい顔をして知らんぷり。
ぴんと来たらしい麻紀は「ふーん」という顔をして、
「ふたりでお風呂に入ったんだ。へーへーへー」
「いや、入れられたっていうかなんていうか……モゴモゴ……//」
「いいよねぇ、ラブラブで」
「あは、あははっ……」
部屋に入ってみると、
「げっ。祐二くん? どしたの?」
びっくりしたぁ。
何も敷かれてない畳の上で、「卍」みたいな格好で寝転がっていたから。
てかどうなってるんだろ、その関節……。
もしや、麻紀にプロレス技でもかけられたんだろうか……。